万能革靴プレーントゥの種類や歴史をご紹介します!

 プレーントゥの革靴

カジュアルからビジネスまで如何なるシーンにも合わせる実力を持つプレーントゥは、さまざまなシューズブランドで扱われている定番の革靴です。
ここではプレーントゥの種類や歴史、選ぶときのポイントなどについてまとめてみました。

 

プレーントゥシューズの4つの種類

プレーントゥはその名の通りつま先に装飾が施されていない革靴のことで、大きく分けて4つの種類があります。
最もスタンダードなタイプが外向きに鳩目が4~5つ空いており、多くの人が真っ先に思い浮かべるタイプの「外羽根」です。
この外羽根の甲の部分がV字状になっているタイプを「Vフロント」とよび、外羽根よりも鳩目が少なくなっています。
「内羽根」は結婚式などフォーマルなシーンに適したプレーントゥで、ビジネスシーンにはやや不向きです。
これらと大きく異なるタイプが「ホールカット」で、縫い合わせが踵部分にしかありません。
一枚の革を贅沢に使用しているため、通常4種類の中で最も高い価格になっています。

 

プレーントゥシューズを選ぶときのポイントはこれ!

プレーントゥはシンプルなデザインであるが故に、選ぶときはポイントをしっかり押さえる必要があります。
一番大切なことは「足にぴったり合っている」ことで、メーカーによってそれぞれ足型が違うため、同じサイズでも大きさが違ったり、素材によって履き心地が異なったりするので選ぶときは必ず試し履きをしてから購入することが重要なポイントです。
また、大切に使えば長く使えるので、履きやすさの他にもソール部分も確認するようにしましょう。

 

プレーントゥの歴史

プレーントゥの起源は古く、1800年代にヨーロッパに存在したプロシア王国の将軍が考案した歩兵用のシューズがその始まりだと言われています。
その後、1930年代にはアメリカの郵便配達員や海軍士官の制靴に採用されるなどアメリカと密接な関係を持ち、1960年代にアメリカンファッションを始めスーツに合わせる革靴として大人気となりました。
それ以来
プレーントゥはスーツに合う定番の革靴となり、現在でも多くのビジネスマンに愛用されています。

 

万能で使い勝手のいい革靴 プレーントゥ

日本のビジネスマンの指南書には、プレーントゥは必要な一足に必ず挙げられるほどビジネスシーンには欠かせない革靴ですが、ジーンズなどのラフなファッションにもマッチする万能で使い勝手のよい魅力をもった革靴です。
デザインがラウンド寄りになると温かみを感じ、シャープになるとクールな印象を醸し出すなど、複数を履き分けることでさまざまなファッションに適合します。
カラーバリエーションも他の革靴と比べて豊富であることもプレーントゥならではの魅力と言えます。

 

おわりに

プレーンとは言いながら、使い方によってさまざまに足元のおしゃれを演出するプレーントゥ。
シンプルなデザインだからこそ履く人の印象を大きく左右しますので、おしゃれを気にする大人の男性なら是非ともラインナップに加えておきたい一足です。